第37話 春日神社での異変

渡良瀬さんが奥さん連れて近所の春日神社を訪れる。

特になにかあるわけでもなく、

夫婦で散歩。

ふらりと立ち寄る神社。

夫婦揃ってご参拝。


で、振り返ると、鳥居が消えていた。


あえて気にせずに数歩歩くと、

鳥居が再び表れた。

どうも消えたのではなく、

存在が曖昧というか、

揺らいでいるような感じだ。


「用心せよ。」


そんなことを語りかけられた。

何が起こるかわからないが、

嫌な予感だけが残る流れ。


冷たい汗が背筋を伝う渡良瀬さんであった。

風の吹く松竹梅

小説書いてます。 すべて架空の世界の出来事。

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