第15話 趣味の仲間のようなもの

すこし遠出したところにある神明神社。

ここには同じ趣味を持つ仲間のようなものと

定期的に集まるイベントが有るのだが、

今日はそれに参加した。


みな、それぞれにそれなりに霊感のようなものがあったりする。


まあ、そこで体験するものには珍しいものがあったりもするので、

情報交換的な意味合いもある。


「渡良瀬さん、お久しぶりです。」

「お久しぶりです。」

みなと声を交わす。


この神明神社はなんというか雰囲気が良い。

余計なものに心が紛れてしまうことがないので、

集まるのにはちょうどよい。


とくにこれといって特筆するべきことのなかったが、

ちなみに、地雷女の話はなんというかウケた。


風の吹く松竹梅

小説書いてます。 すべて架空の世界の出来事。

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