第34話 関西旅行2

やってきましたパワースポット。

鳥居をくぐると一気に雰囲気が変わる。

なんというか厳粛な感じ。


人はそれなりにいるが、

人以外も色んなのがいる。

色んなのがなんというかお参りに来ているというか、

そんな感じだ。


そんな中、小さいあやかしのようなものが、

こちらにちょっかいを出そうと近づいてきたと思ったら、

少しおおきめの姿をしたあやかしに

首根っこを掴まれて連れて行かれた。


「守り手のものだ」


ふと誰かの声が聞こえた。

奥さんはその一部始終には一切気づかず。


まあ私もまた、参道を歩いているだけではあるのだけれど。

風の吹く松竹梅

小説書いてます。 すべて架空の世界の出来事。

0コメント

  • 1000 / 1000