第5話 春日大社になんかいる

今日は神社を3箇所回った渡良瀬さん。

そろそろ家に帰ろうかとしたところで、

ちょっと気になって、

近所の春日神社にやってきた。


10円玉をころり。ご挨拶。


あ。

また木のところになんかいる。


ふーむ。

前のとは違うタイプ。


なんか女性っぽいな。

しかも生きてる人のっぽい。

よくわからないが、男に振られたようだ。


あと、なんというか。

こんなこと言ったらダメなのかもしれないが、

なんか、くさい。


よし、神様にいいつけよう。


あ、どっかいった。

また氷川神社だったら、面白いけどな。

なんてことをふと思った渡良瀬さんであった。


風の吹く松竹梅

小説書いてます。 すべて架空の世界の出来事。

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