その現場をよく見ると、
アスファルトにはブレーキ痕が残っており、
オイルが漏れたのか黒いシミのようなものもあった。
「まさに、呪い返し、ですね。」
青木さんがそう呟いた。
「まあそういうことかもしれませんね。」
と渡良瀬さん。
「その方は今までにも色々と人に圧をかけるようなことをやってきたようで。
ここにきて、その一部を清算させられることとなったようですね。」
と青木さんが言って、地面に落ちている何かを見つめる。
車の厄除けのステッカー。
「これがなかったら、もしかしたらもっと酷いことになっていたかもしれませんね。」
と感慨深げに青木さんが呟いた。
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